AurtriAlpin社製「デルタカラビナ」Recall! + 追加情報


AurtriAlpin社のデルタカラビナにリコールがありました。WoodyValleys社からも連絡があり、日本の各販売店宛には通知済みですが、該当の方がいたらご連絡ください。該当のハーネス購入の方も同様です。
さらに、2014年10月24日にAustriAlpin社製のHGカラビナ「DELTA」のリコール対象が拡張されました。
日本においてAustriAlpin社製のHGカラビナを用いたWoody Valley社のHGハーネスを供給しているSports Opa Kite社では、このDELTAカラビナのリコール作業の詳細について
AustriAlpin社と直接、連絡を取りあっているところです。
http://www.austrialpin.at/Produkte/news/Ruckruf—DELTA-Karabiner.aspx
対象:
AustriAlpin社製ハンググライダー用スチールカラビナ「DELTA」で、購入後3年間の保証期間内にあるすべてのもの、さらに、AustriAlpin社設定の猶予期間である過去5年以内に製造された以下のロット番号が刻印されたもの
III Austrialpin III
II Austrialpin III
II Austrialpin II
00001
Ø 0001
変更点:
最初に発表されたリコール情報では、2012年10月以降の製品のうち、刻印された製造番号が「00001」あるいは「Ø0001」の2種類のものだけが対象でしたが、この拡張されたリコール情報では、1年さかのぼった2011年10月以降に購入された全てのDELTAカラビナが対象となり、そのほかにも2009年10月以降に生産されたもので、さらに3種類増えた5種類の製造番号の刻印のものも対象となりました。理由:(最初のリコール情報と同じです。)
継続検査によってこのロットの複数のカラビナに、原材料の精製不良による強度不揃いが見つかり、極めてまれなケースでは長期間のうちに小さな割れが進行する可能性があるため。対処:(最初のリコール情報と同じです。)
該当するカラビナと新しいカラビナを交換いたします。
当社からこの間販売した販売店の記録は下記のとうりです。
・DELTAカラビナ出荷先リスト(2011年10月以降)
OAKハンググライダースクール
スカイ獅子吼パラグライダースクール
怪鳥倶楽部
ラプラプパラグライダースクール
根室パラグライダークラブ
その他、購入先を問わず、この期間にDELTAカラビナを仕入れ・販売された場合は、上記にそってシリアルナンバーを調べるようお願いします。該当の場合はご連絡ください。リコールの対応について:
山岳用カラビナのトップメーカーを自負するAustriAlpin社では、製品の安全性を最大限に優先し、DELTAカラビナの使用をただちに止めるようにとの通達を出しています。そしてリコール交換品発送の条件として、まずリコール対象となるDELTAカラビナをAustriAlpin社へ送付することを求めています。Sports Opa Kite社からの質問に対しては、改良された新型のHG用スチールカラビナ「Tropos」が供給可能となるまでは、あと5~6週間かかる見込みで、この見込みはさらに変動する可能性がある、この間にフライトできないことについて謝罪する、との回答です。
現在のところDELTAカラビナの破壊事故例は報告されていません。
Sports Opa Kite社では、さらにAustriAlpin社と連絡を取り合ってより良い解決方法を検討しているところです。
【連絡先】
(株)スポーツオーパカイト:板敷ショップ 〒315-0101 茨城県石岡市大増1900 (TEL) 0299-44-3642