Wills Wing T3

The Wills Wing T3 【コントロール性と性能に技術革新】

T3の最も画期的な設計点の一つは、コントロール性と操作応答性 に大幅な向上をもたらす翼端のベアリングシステムです。この新しいベアリングチップによって、VGフルオンでのコントロール レスポンスは従来型の構造のT2CでのVG50%に相当します。その結果、実質的な性能も劇的に向上しました。

 

競技フライトや本格的なクロスカントリー飛行では、飛行時間のほとんどを、上昇か、最良滑空速度を大きく上回る速度で次のサーマルへグライドすることに費やしています。上昇性能は、低速において精確で安定したコントロールがどれだけできるかにかかっています。これは、従来までは、性能を犠牲にしてもVGを緩めた方が良いということを意味していました。しかしベアリングチップを持つT3では、はるかに多くのVGを張ってより高い上昇性能を発揮することが出来るのです。サーマル間のレースにおいても、VGをしっかり張って最良滑空速度をはるかに上回る高速で飛んでいるときにサーマル性の乱気流でとられてしまって滑空性能を損なうことの無いよう、精確で信頼できるコントロール性はとても重要になってきます。
さらに、コントロール性が良いことでパイロットの負担が減ることは、長いタスクの中でパイロットのパフォーマンスを高く維持するうえで、やはりとても重要です。

ブラジルの2019ゴベルナドール バラダレス大会において、初めて2機のT3が参戦。強敵ぞろいの国際大会において、これに乗るフィリッポ・オピッチが1位、アルバロ・フィゲレド・サンドリ(通称ネネ)が僅差で3位に入りました。その数週間後にフロリダで開催された2019全米選手権前半ではさらに多くのT3がデビューし、2位から5位を占め、4日間のうち3日間でトップを取り、上位10位中7機が入り、最長の247kmタスクでただ2機だけゴールしたのもT3でした。
そして後半のWEEK2では、アレクサンダーに加え、ザックとペドロでトップ3を独占、日本からの新人、ナグも8位と検討しました。
これで、T3はデビュー間もないメジャー3大会において9個のポディウムのうち7個に登り、その真価を発揮しました。

3大会レポートを読む、、T3が公式競技初参戦で大活躍

 

New Features 【新装備】

T3の全てのモデルにおいて、カーブチップの受け部分にベアリングのシステムを導入しました。このシステムによってコントロール性とその応答性能に、大幅な向上が得られます。これは特にVGを張っていったときにより明確になります。T3なら、どのVGセッティングであっても、ずっと前からターンの準備をしておく必要が無くなり、小さな崩れたリフトを有効に使うことが出来ます。
また、着陸で風が荒れているときなど、特に操作応答性とコントロールの精度が必要とされる局面では大きな差となります。カーブチップの受け部分にはまた、T2Cで高い評価を受けたカーブチップ調整機構があり、簡単に素早く、トラレを直したり、ロール安定性やVG使用に伴うニュートラルの変化を調整することが出来ます。
上昇性能はT2Cに対してもはっきりと向上しています。よりVGを張ってより精確なコントロールで低速飛行できる能力は、常により高い上昇率を生み出しています。荒れた風の中をフルVGでグライドしても全く疲れません。
さらに外翼のしなやかさは全速度域において性能そのものの向上にもつながっています。これは、全ての速度においてとられる事なくより精確なグライダーの操作が可能である事と、失速から超過禁止運動速度に至る幅広い迎え角の範囲で、セールがより効果的に揚力分布に対応しているからだと思われます。

 

Redesigned and Refined Sail 【再設計でさらに洗練されたセール】

セールは平面形にも改良がくわえられ、その仕上がりとフィッティングがさらに良くなっています。
パネルのレイアウトと下面セールのカラーパターンも新しくなりました。下面マイラーセールは後端のストライプ部分が無く、下面後縁までそのまま伸びています。下面のカラー選択要素としては、ノーズ側の「W」の前側の前縁、「W」部分、「W」の後ろに伸びるセンター部分、下面パネルの大部分(透明マイラーあるいはダクロンセール)の4部分があります。
T3は3段階のタイプを用意していますが、全てのタイプで上面UVマイラーセールが標準装備です。
さらにレース・エディションとチーム・エディションでは、上面セールはカーボン補強ラインの入ったテクノーラセールとなり、VGフルオンでのセールの伸びやゆがみを防ぎます。下面の透明マイラーセールも、
レース・エディションとチーム・エディションに含まれています。ウイルスウイング社のWebサイトに、新しくT3のカラーピッカーが掲載されたので、このオプションもチェックすることが出来ます。

 

Carbon Fiber Raked Tips 【カーボンファイバー レイキドチップ】

カーボンレイキドチップも全てのモデルにおいて標準装備です。レイキドチップは、スパンを増やして誘導抵抗を減らすことで、低速域の性能を向上させます。また、特にサーマリング時に翼端の失速域の進展を穏やかにするなど、失速挙動や高迎え時のコントロール性も向上させています。


 

ACLER – Advanced Composite Leading Edge Reinforcement 【ACLER~先進型コンポジット前縁補強材】


この最新のカーボン前縁インサートは、高温カーボンファイバー プレプリグ材を用いて高圧密閉アルミ型で製作されたウイルスウイング社の内製品です。これは、前縁の翼型のカーブに精確にフィットし、さらにその形状特性によって通常のカーボンシートよりも高い剛性を発揮します。
従来のインサートよりも50%長くなり、それでいて軽くなり、コントロール性への影響は無く、高速域で前縁の形状をはるかにしっかりと保ちます。ACLERインサートは、チーム・エディションでは標準装備で、他のT3タイプではオプション設定になります。

 

Carbon Fiber Over-wrapped Battens 【カーボンファイバー外装バテン】


ウイルスウイング社の内製品となるカーボンファイバー外装バテンは、高速グライド時に性能や安定性の低下につながる変形が生じる、長い方から4本のバテンで用意しました。この単一方向カーボンファイバーによって、バテン1本あたり僅か20gの重量増加で、強度と剛性を3倍にしています。このカーボンバテンも、チーム・エディションでは標準装備で、他のT3タイプではオプション設定になります。

 

The T3 is Available in Three Configurations

T3 T3 Race T3 Team
New ベアリングチップ
カーボンリアスパー/カーボンスプログ
カーボンベースバー
カーボンレイキドチップ
カラーオーダー
スピードバテン
ブラックフレーム
UVマイラー上面セール
UVテクノーラ上面セール  
透明マイラー下面セール  
カーボンリアキール  
キールフェアリング  
カーボンケブラーインサート(2.4m)    
カラーバテンポケット    
カーボンフロントスパー    
ACLERカーボンインサート(3.6m)    
カーボンバテン(#9-#12)    
価格(税抜き) 1,280,000円 1,420,000円 1,570,000円
価格(税込み) 1,408,000円 1,562,000円 1,727,000円
オーダーフォーム T3 T3 Race T3 Team

 

Individual Upgrade Options

標準モデル パーツ No, 価格(税抜き) 価格(税込み)
前縁パネル1をUVPXからUVODL06へ Race/Team 01A-A30 30,000円 33,000円
上面パネル3/4をUVPXからUVODL06/04へ Race/Team 01A-A35 45,000円 49,500円
下面UVP2LXB透明マイラーセール Race/Team 01A-A816 42,000円 46,200円
カーボンリアキール Race/Team 01A-B30 38,000円 41,800円
キールフェアリング Race/Team 50F-1010 12,000円 13,200円
カーボンフロントスパー Team 01A-B31 120,000円 132,000円
カーボンケブラーインサート(2.4m) Race 01A-B12 28,000円 30,800円
カーボンケブラーインサート(2.4m)から
ACLER成形インサート(3.6m)へ変更
(RaceからTeamへ) 01A-B122 28,000円 30,800円
ACLER成形カーボンインサート Team 01A-B122 56,000円 61,600円
カーボンバテン(#9-#12) Team 01A-B33 30,000円 33,000円
カラーバテンポケット Team 01A-A84 30,000円 33,000円
前縁WWロゴ 70H-1014 10,000円 11,000円
カーボンアップライト 01A-B301 70,000円 77,000円

 

スペック表

T3 – 136 T3 – 144 T3 – 154
翼面積(㎡) 13.4 14.3
スパン(m) 10.0 10.4
アスペクト比 7.5 7.6
グライダー重量(kg) 32.2 33.1
許容吊り下げ重量(kg) 73 – 107 84 – 129
WW推奨の裸体重(kg) 68 – 82 82 – 91
ノーズ角(°) 127 – 132
ダブルサーフェイス比(%) 92
推奨USHPA技能証 4
Vne (超過禁止速度)(km/h) 85
Va(最大運動速度)(km/h) 74
Vms(中間重量での最小沈下速度)(km/h) 34
Vd(最小重量での最大速度) (km/h) 113
分解長(通常運搬時)(m) 5.0
梱包長(リアスパー分解)(m) 3.9 4.1

 

 

T3 USHPAレポート

すでにTIIIで飛んだパイロット達からはすごく良い評判を
聞いていて、とても期待している半面で、
新発売にありがちな過度な噂がどこまで本当だろうか、という気持ちも少しはあった。
しかし、それは完全に間違いだった。

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パイロットからのコメント

Larry Bunner / ラリー・バーナー

「これまで2017年製T2C-144で飛んでいて今回T3-144に乗り換えましたが、コントロール性はT3になってさらに大幅にスイートなものになりました。VGを張っていてもターン初動がかたくないので、VGを緩めずにそのままサーマルには入れてしまうのです。新型のカーボン・レイキドチップと翼端のベアリングシステムによって、上昇能力は本当に素晴らしいものがあります。サーマル間のグライドにおいても、大幅に向上したコントロール性によって、リフトラインをなぞるのがとても楽で、実際のグライドそのものを向上させることが出来ました。現在、この機体で90時間飛び、その飛行距離は1,650マイル(2,600km以上)に達しています。間違いなくこの機体は、私が今までに飛んだ中で最高の機体です。ウイルスウイング社は素晴らしい作品を生み出しました!」

 

Rudy Gotes / ルディー・ゴテス


T3には驚かれました!新しいベアリング システムによって本当に素晴らしいコントロール性を発揮し、ロールの応答が早く、VGを張った時のピッチのバープレッシャーがより軽くなったのでゴールへのレースとなった時もさらに高速のファイナルグライドが可能になりました。
より飛ぶ機体にしていこうという設計者スティーブ・ピアソンの細部に至る入念な作業は、競技会においてはっきりとその成果を証明しています。
私の感想全般としては:グライドレースでの最高速度の向上、より早いサーマル内の上昇をもたらす最小沈下速度の低下、コントロール性の向上。
着陸も楽で、フレアーのタイミングも幅広いです。

 

Davis Straub / デイビッド・ストローブ


私が今まで飛んだ中で、最も楽なコントロール性のトップレス機だ。ターン初動をガツンと入れる必要が無く、ただ素直に体重移動するだけなので、4時間、5時間、さらにそれ以上と飛んでも快適でリラックスしていることができる。
フルVGでもバープレッシャーは最小限で(フルVGまで引くのも楽)、少しの力で、今まで飛んでいたT2Cよりもずっと早く飛ぶことができる。
この機体は、飛行時に受ける乱気流のショックをパイロットに伝えることなく、吸収してくれているのがわかる。まさに、パイロットが苦労しなくてもあらゆる気流条件に対応できる機体だ。しっかりした安全性と楽なコントロール性が結びついている。2019選手権大会では、数多くのモイス機、エアロス機、イカロ機とグライドする機会を得たが、どのグライドでも変わりは無かった。パイロットは自分の愛機を愛いてやまないものだが、私はこの機体がことのほか気に入ってしまった。

 

Kevin Carter / ケビン・カーター


T3ではまだ1週間しか飛んでいませんが、低くなってからの上げなおしの自己記録を2回も更新できました。1回はダブル ツリーラインから、もう1回は朝9:30に数百フィートの高さからです。使用可能なVGの幅が広がったことで、厳しい条件での挑戦も楽になりました。

 

Pedro Garcia / ペドロ・ガルシア

この機体は素晴らしい! T2をさらに良くできた努力とその仕事には感謝です! その結果は全く素晴らしく、大変うれしいものです。また飛ぶことを楽しむことが出来るようになりました! 今までに飛んだ中で最高の機体です。

 

Akira Nagusa / 名草 慧


初めてT3に乗った日、とても感動したのを覚えています!
T3は以前のT2Cよりもコントロールが軽く、そしてターンの反応が非常に早くなっていました。
このT3のコントロールの軽さと反応の早さにより、飛んでいる時の余裕が生まれ、それにより以前よりも視野が広がったように思います。そして周りの状況をよく観察し、理解することで、より先に前へと飛ぶ判断を早く出来るようになったと思います。
私は2019 Quest Air National week1&2で世界の素晴らしいトップパイロット達と飛ぶことができ、そして今までのコンペティションで1番良い飛びが出来ました。私はこれからもT3と共により上達していきます。
Wills Wingの皆さん、ありがとうございました!

I remember the day I rode on the T3 for the first time was very moved.
T3 is lighter in control than before, and has a very quick turn response.
The easy control of the T3 and the quick roll response give me some room when flying, which gives me a broader view of flying. It allowed me to better understand the circumstances around and fly faster.
I think I could fly with the world’s great top pilots at 2019 Quest Air Nationals week 1 & 2 and I was able to fly the best in my competition. I will continue to improve the hanggliding skill along with T3. Thank you Wills Wing!

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