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BIRDNESTでは常に最善の練習システム構築を目指しています。
20数年前、高高度で飛ぶ教員と一緒に飛ぶタンデム教習は斜面講習時代から大きな変革もたらし、トレーニング中の怪我を無くし早い期間での習得を可能にしました。空中にいる長い時間の中でコントロールをマスターし、高度処理の感覚を初ソロ前に身につける事が出来るようになりました。
OPAではそのタンデムという当時最新のメソッドを日本に初めて導入し、多くのフライヤーを生み出しました。その後、パラグライダー教習にも導入しています。
一方、鳥取砂丘で坂本三津也氏(京都エアースポーツ)が発展させてきた種々の風を利用したレッスンはそれまでの斜面講習とは異質なメソッドで、効果的にグライダーコントロール(パラではキャノピーコントロール)をレッスン生の感覚に染み込ませるものです。違う次元でのフォームや力の入れ方といったフィジカルスポーツとしての高い熟練を身につけるものです。今回導入するスクータートーイングは、その砂丘メソッドを平地でも可能にする手段であり、その原点は砂丘レッスンにあります。
OPAでの新しいシステムはフィジカルメソッド(スクータートーイングを利用する)を重要なベースとしながら、並行してタンデム教習の利点を使う内容となります。(タンデム教習はハンググライダーのみ)。A・BマスターはもとよりP証までの教習シラバスは新しく構築されて、各技能証取得もそれに沿って実施されていきます。 過去にP証等の上級技能証を取得されている方も必要に応じてブラッシュアップ講習を受けて頂けるよう配慮しています。 目標はセーフティーパイロット(技能証にかかわらず)を生む事です。安全に大きく係わるのはテイクオフ(離陸)・ランディング(着陸)といった基礎技術であり、その習得に最も効果的なフィジカルメソッドに重点を置くという事でもあります。
全国的風潮として今危惧されるのは、基礎技術の欠如したまま山を飛びだし、ソワリングという傾向です。フライト時間や距離等ばかりに価値観が偏り、今どういうテイクオフ・ランディングをしたのか意識にかけるパイロットを多く見かけます。 今後バードネストのメンバーは全員がしっかりとした基礎技術を身に付けながら、完全なるパイロットを目指してもらえるようにしたいと考えています。それが永く安全にフライトを続ける道だからです。
パラグライダーフライトブログ (〜2015・3月末)
A級マスターコースでは、ステップ1・ステップ2のシラバスがあり、ハンググライダーの構造やセットアップなどの理解とグランドハンドリング練習を重点に、セーフティートーイングによりテイクオフ(離陸)・ランディング(着陸)を重点に練習していきます。タンデムでは熟練したインストラクターと高高度を実感し、基本的なコントロールをしっかり理解し、さまざまな風でのランディングアプローチを習得します。
中学生でもできちゃう!セーフティートーイング(動画チェック)
小学生も感激!セーフティートーイング(動画チェック)
B級マスターコースでは、ステップ3・ステップ4のシラバスがあり、セーフティートーイングでピッチ・ロールコントロールをマスターし、強風時のグランドハンドリングをもマスターすれば、フリートーイングへ移行します。フリートーイングでは、いままで習ってきた事の応用となりグライダーコントロール、テイクオフ動作、ランディングタイミングとパーフェクトに近づけます。タンデムでは、高高度によるランディングアプローチ(見下ろし角の判断・さまざまな風の判断)や、上昇気流・下降気流などのさまざまな気流の対処方法を習得します。
フリートーイング・ハイトーイング(動画チェック)
そして、フリートーイング・タンデムフライトにて、フライトプランを自分で考え、その通りフライトを行い、スポットランディングが近づいて来たなら・・・・・
ソロフライトです! 空はアナタのもの。
その後は、C級マスターコース→P証マスターコースと続き、ソロフライトにてテイクオフ・ランディングをパーフェクトにマスターし、上昇気流にのり高く・遠くへ。
オプションでトーイング・タンデムもいつでも行えます。
ハンググライダー普及委員会もトーイングメソッドを推進しています。
A級マスターコース・B級マスターコース、NP証マスターコース、P証マスターコース、XC証マスターコース(希望者のみ)、エキスパートコース(希望者のみ)、タンデムコース(希望者のみ)、すべてのコースにシラバスが組み込まれています。
A級マスターコース・B級マスターコースでは、パラグライダーの構造やラインチェック、セットアップなどの理解し、まずは平地や斜面練習場にてパラグライダーに風をいれて翼をつくる動作(ライズアップ)を習得することを重点に学んでいきます。
ライズアップをマスターしてくると、斜面練習やトーイング練習にて、テイクオフ(離陸)・ランディング(着陸)をマスターしていきます。トーイング練習にて余裕がでてきたなら、少し高度を上げインストラクターの誘導にてランディングをする練習回数を増やして落着いたコントロールをマスターします。
そして、インストラクターの指示において、余裕がある安全な離陸、直線飛行、S字旋回、8の字旋回、指定地着陸のマスターが近づいてきたならば・・・・・
ソロフライトです! 空はあなたのもの。
B級取得したら、NP証マスターコースです。NP証マスターコースからは、インストラクターの指示が少なくなり、フライトプランを自分で考え、さまざまな風での判断を行いながらパーフェクトなテイクオフ・ランディングを目指します。
すべてのコースにてトーイングを取り入れて練習していきます。
オプションでタンデムもいつでも行えます。